ぼくです。ゲーム好きです。夜更かししてゲームすることが多いんですが、近くで寝ている家族を起こさないように音にはとても気をつかいます。テレビの音はイヤホンを使えば静かになりますが、コントローラのカチャカチャ音はどうやっても静かになりません。最近はPS4で遊ぶことが多いですが、DualShock4という標準のコントローラは結構ボタンの音がうるさいです。コントローラの操作音についてはPS1のときから何も変わっていないようにおもいます(汗)
XBOX ONE のコントローラは高級感があってボタン音も控えめなので、同じくらいに静かにできないかと思い、改造してみたときのメモです。結論からいうと、かなり静かになりました。
DualShock4とは?
PS4(プレイステーション4)に標準で付属しているコントローラです。PS3のコントローラからサイズが大きくなり、かなりホールドしやすくなりました。スティックの先も凹んでいるので滑りにくくなっています。左スティックの位置だけが残念ですが、なかなか完成度の高いコントローラだとおもいます。
静音化に必要なもの
カチャカチャ音を低減するために以下のものを使いました。
- DuaShock4(改造するためのコントローラ)
- 精密ドライバー(プラスドライバー #0)
- マスキングテープ
- ハサミ
- 換装したいスティック(交換したい場合のみ)
実は XBOX のコントローラのスティックとサイズがほぼ一緒なので取り替えることができます。amazonなどに売っているのでお好きなものを。ためしていませんが、PS3のものにも換装可能なのではないかとおもいます(違っていたらすみません)
DualShock4を分解します
背面に四カ所ネジががあるので外します。
ヘッドホンジャックの左右の赤矢印の部分の裏側にツメがあるので、薄くて固い下敷きのようなものを差し込むと開くことができます。下側のパーツ(表面がドットの加工になっている方)を手前に押すととれやすいです。以下のようなヘラを利用すると便利です。
赤い○で囲った二カ所のコネクタを外します。そのあとバッテリーの下にある、中央のネジを取り外します。
次に赤い○のコネクタの青い部分を持って引っ張って外します。基板ごと持ち上げるとようやくゴムスイッチが姿をあらわします。
ゴムスイッチの下にボタンのパーツがありますので○×△□をすべて取り外します。
ボタンが接触する部分にマスキングテープを貼ってみる
ボタンのパーツを見ると4つの突起部分があります。ボタンを離したときにカチャカチャ音が発生するのは、この突起と受け側の凹み部分が接触するのが原因であることがわかります。ここに緩衝材を挟んでやればよさそうです。あまり厚いものは使えないので、マスキングテープを貼ってみることにします。
マスキングテープをハサミで細く切って、凹み部分に張ります。細くて指では扱いにくいので精密ドライバーなどをつかって貼っていきます。
4つのボタンごとに4カ所の凹み部分に貼るとこんな感じになります。
ボタンのパーツの突起部分も細く切ったマスキングテープを巻きます。これでプラスチック同士が直接接触しないので、カチャカチャ音は低減するはず。
分解の逆の順番にそれぞれのパーツを組み立てていきます。3つのコネクタの向きに気をつけて元通りにします。せっかく分解したので、スティックを交換してもよいと思います。ぼくも交換してみました。
はたして、静かになったのか?
比較動画を撮ってみました。
どうでしょうか?かなり静かになったように感じました。実際は動画よりも静音効果が感じられます。これで夜中でも気にせずゲームに没頭できそうです!
マスキングテープを貼った分だけストロークが浅くなるので、お好みで調整してみてください。マスキングテープもいろんな素材をためしてみてもおもしろいかも。
DUALSHOCKは初期型(CUH-ZCT1J)はバッテリー持ちが悪く不評でしたが、新型(CUH-ZCT2J)では電池持ちが倍近くに改善されているそうなので、せっかく改造するなら新しいもの買ってみるのもアリかとおもいます。