耳をふさがないイヤホン ambie を買ってみた

外出するときはだいたいイヤホンな、ぼくです。電車で移動中、ジムで運動中、外でランニング中、だいたい音楽を聞いてます。

耳栓型イヤホンの不満点

ぼくは、普段は耳栓型イヤホンを使っていて、騒音に邪魔されずいい音で音楽を楽しめています。一方で、街を歩いている時に周りの音が聞こえなくて怖い経験したことが時々あります。車や自転車がすぐ近くをすれ違ったり、ホームに入ってくる電車に気づけなかったり。アナウンスが聞き取りづらいということもあります。騒音が聞こえないことは良いことばかりではないのです。

耳をふさがないイヤホン ambie

ambie というイヤホン(イヤーカフ)、耳をふさがないというコンセプトがとても良いので気になってはいたのですが、実際に触る機会がなかったので、骨伝導みたいな聞こえ方なのかなぁと勝手に想像していました。骨伝導イヤホンというと、過去に何度か試したことがあって、聞こえにくく期待外れだったため、似たようなものかと思ってスルーしていました。

たまたま ambie を試聴する機会があり、実際に聞いてみたらスピーカーが肩に乗っているみたいな不思議な感覚で、これはすごいと思い即購入しました。

パッケージはコンパクトな正方形の紙箱。おしゃれです。

不思議な形をしています。

本体はこんな形。

耳の端に挟んで装着します。この小さい穴が耳の穴へ向くように調整して、音が耳の奥めがけてピンポイントに音が出ていくしくみ。耳はふさぎません。

取説に装着方法がかかれています。

ケーブルの途中には、スマホの着信ボタンとマイクがついています。

ちょっと長すぎるケーブル(1.2m)

万能クリップで束ねてみるといい感じ。

cheero CLIP Light (5色セット) 万能 クリップ CHE-318-SET

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どんなふうに聞こえる?

初めて体験したとき、肩にスピーカーがのっかっているように感じました。耳が塞がっていないのに、音に包まれる感じ。カフェのBGMみたいに、自分だけに聞こえるBGMが鳴っているような感覚です。

室内で使う場合は問題にならないですが、外で使う場合はまわりの騒音に負けてしまうため、本体側のボリュームを結構大きくしないといけませんでした。ぼくのスマートフォンではMAXに近いくらいがちょうどでした。低音はほとんど聞こえず、シャカシャカした音に聞こえます。ランニングはちょっと厳しいかも。。。

おすすめの使い方はテレビゲーム?

深夜ゲームをする場合など、耳をふさがないので、まわりの人とのコミュニケーションをとりつつ、静かにゲームも楽しめます。

テレビスピーカーから出るゲーム音を聴きながら、ボイスチャットだけこのイヤホンをつかって耳元でしっかり聴くという使い方もできます。これはなかなかナイスな使い方かもしれません。(ambieにはミュートボタンはついていないので注意)

まとめ

耳をふさがないイヤホン ambie を試しました。音につつまれるという、新しい体験ができます。耳をふさがないのでストレスが少なく、ずっとつけていても辛くないです。

環境ノイズが大きい場所では周囲の音に負けてしまいます。室内である程度静かな場所で、耳をふさがずに作業したい場合に最適と思いました。

勝手に改善点も挙げておきます。(運良く中の人が見ていたらいいなぁ。。。)

  • 音が小さい。音質悪い。
  • ケーブルが長い。BTレシーバと組み合わせたいので、ショートケーブルモデルを出すか、無線化して欲しい
  • イヤーピースは使っているうちにとれやすくなるので改善してほしい
  • 着脱がやりづらいので、片手でつけ外しできるようにしてほしい
  • テレビゲーム専用モデルがあったらうれしい。その場合着信ボタンじゃなくてマイクミュートスイッチがほしい。

いままでになかったタイプのイヤホンでちょっとした感動体験ができます。イヤホン好きなら一個もっておいて損はないです。今後の製品にも期待したいです。