スマホやアクションカムで撮影した動画(H.265) を H.264に変換する

ぼくです。ブログの記事のためにスマホ(Google Pixel 3)で撮影した動画を編集しようとしたらPCで再生できなくて、動画編集ソフト(Adobe Premiere CS6) でも読み込むと音声トラックしか認識されません。理由を調べていると Windows7, Windows8 では標準でコーデック(HEVCコーデック)が入っていないため再生できないということがわかりました。Premiere も CC からは対応しているものの、古いバージョンでは対応していないようです。google フォト上では再生できますが、動画編集するためには対応する形式に変換しないといけません。

GoPro7 など最新のアクションカムでも H.265 が使われるなど、今後対応が必須になっていくと思われますのでしっかり押さえておきたいです。

フリーの動画変換を試してみた

旧バージョンのAdobe Premiere にも対応した形式に変換するためのソフトを試してみました。

ここでは有名な Handbreak ( https://handbrake.fr/ ) をつかってみます。公式サイトからダウンロードしてインストールします。アプリを立ち上げると、

こんな画面になります。

まずは処理したいファイルを読み込ませます。左側のメニューからフォルダやファイルを選択するか、右側の灰色エリアにファイルやフォルダをドラッグ&ドロップします。

自動的に変換先のフォーマットが決まりますが(今回はH.264が指定されていますね)、自分で好きなものに変更したい場合は”Presets”から選択します。”Summary” で出力されるフォーマットに問題がなければ、保存先を”Save As:”で指定して、”Start Encode” を押せば変換されます。

たったこれだけ。あとは、Adobe Permiere, After Effects などの動画編集ソフトで使えますね。

Adobe Creative Cloud や、最新版のAdobe Premiere Elements なら H.265 に対応しているので変換せずに使えます。使用頻度が高くなるのであれば最新版のソフトの購入も検討してみたいです。