反応の悪いブラビアのリモコンを分解して掃除してみた

こんにちは、ぼくです。

年末に実家に滞在していました。居間のテレビリモコンのボタンの反応が悪くなったというので、分解・掃除して治しました。

ソニー ブラビア の 電波式リモコン

今回の主役はこちら。

ソニーのブラビア(SONY BRAVIA KDL-40F5)に付属している電波式リモコン(おき楽リモコン RMF-JD006)です。従来の赤外線ではなく2.4GHz帯域の電波(IEEE802.15.4)をつかっており、テーブルに置いたまま操作ができる便利なものです。

あきらかにボタンがベタついているので、家族の誰かがお菓子の手で触ったかとか、ジュースこぼしたとかが積み重なったのが原因と思います。ぼくはほとんど触ったことないんですが。。。

早速分解です。

ネジが特殊ですね。。いきなり行き詰まりました。

ネットを調べると同じことをやられている方々がいらっしゃいましたので参考にさせていただきました。T8という星型のネジなんだそうです。

ぼくの実家滞在は明日まで。Amazonだと間に合わないので、リアル店舗にドライバを買いに出かけます。

精密ドライバセットを近所のホームセンターで買いました。1000円くらいでした。100円ショップにも寄ってみましたが売ってませんでした。

右から3番目のがT8ですね。

どうやら、この赤丸の3箇所のネジを外し、周りのツメを外しながら開けるみたいです。

ネジを外してもガッチガチですね。複数のツメでガッチリロックされています。

プラスチックのヘラとか持っていないので、買ってきたドライバーの1番小さいマイナスドライバでこじ開けます。多少リモコンにダメージがあってもやるしかありません(汗)

水色で示した順番のとおりに開けていきました。開けたところは塞がらないようにプラスチック下敷きをつっこみながら、すべてのツメを外します。

FeliCaの小基盤に繋がるフレキケーブルがここにあるので、無理してひっぱらないように!ぼくは心配だったので一旦ケーブルを外しました。

上半分と基板は3点のネジで止まっているので、外します。写真左の無線モジュールぽい小基盤をのけるとネジがでてきますよ。

そうすると、リモコンのゴムスイッチが取り出せました。

モザイクをかけたくなるほどの汚さ。。。(クリックで拡大。グロ注意ですw)

お湯と歯ブラシでゴシゴシ洗います。

基板のほうもベタベタでしたので、ウェットティッシュでふきふき。ゴムって油を通すんでしょうかね。良く使うと思われるボタンの部分だけべたべたになっていました。

リモコンを閉じる前に動作確認して、、パキパキ言わせながら元に戻します。

 

 

新品同様の反応。快適になりました。いやー、やって良かった。

 

実はこのテレビ、赤外線リモコンにも対応しているので、次ダメになったら安い赤外線の汎用リモコン買おうとおもいますw

ブラビアの付属リモコン一覧のリンクも載せておきます。

http://faq.support.sony.jp/qa/articles/K_Knowledge/S1305100049826/#qatopic_chapterAnswerContents_sectionHowto_1

分解してわかったこと

一般的なリモコンって、ホコリなどの侵入が防げない構造になっていること。これは他社のリモコンも大差ないでしょうし、使っているうちに汚れてるんでしょうね。飲食店でラップでぐるぐる巻きにしているリモコンをよく見ますが、ある意味正解ですw

 

最近のソニーのリモコンはこんな形してます。

http://www.sony.jp/bravia/products/KJ-X9300D/feature_6.html

拡大してみると、ボタンの隙間がないことが分かります。これならいくら汚しても拭いて掃除できますよね。これは良さそう。

自分でテレビ買う機会があったらリモコンのデザインもちゃんと見て選ぼうと思った、2017年の年末でした。

 

修理が面倒な方は、以下のようなリモコンに買い換えてみてもよいですね。

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