iPad pro の接続ケーブルが USB Type-C に対応したことが話題になっています。これにより、高速充電や高速データ転送ができると言われています。
Lightning な iPad, iPhone はUSB2.0だった
USB 2.0 までの信号ケーブルは4本で、以下のようになっています。
ピン | 機能 |
---|---|
1 | VBUS (5V) |
2 | D− |
3 | D+ |
4 | GND |
iPad や iPhone に付属している Lightning – USB(Type-A) 変換ケーブル は単純に信号線の並べ替えをしているようです。
https://tech.nikkeibp.co.jp/dm/article/NEWS/20120927/242332/?SS=imgview&FD=1423698167
あいているピンに USB3.0 で追加された信号線を割り当てて、対応するケーブルを発売すれば Lightning も USB 3.0 対応になるはず。。。
ですが、実際に iPad mini (2019) に付属していたケーブルの USB Type-A側 はこのようになっていました。
これをみる限り USB 2.0 です。
Lightning ケーブルが USB 3.0 以降に対応しているという情報も見つかりませんでした。Apple からType-C – Lightning変換アダプタというマニアックなケーブルも発売されていますが、こちらも中身は USB2.0 のようです。
一部の iPad が Type-C へ以降していっていることからも、apple は Lightning の高速化を諦めたのではないでしょうか。
ちなみに Type-C コネクタの詳細は以下のとおり。ピン配列にSUPER SPEED とあるように、USB 3.0 も考慮された規格となっています。
最新の iPhoneX までも通信ケーブルは USB2.0 までしか対応していないという衝撃的な事実が判明しましたが、今後は Type-C に置き換わっていくのでしょうかね。そうなると Lightning をつかっているひとは置き去りにされてしまいますので、今後Lightning 関係のアクセサリーの購入はなるべく避けた方がよいかもしれません。
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